投資信託のしくみを一言でまとめるならば、
みんなでお金を出し合って「分散投資」するしくみ
といったところでしょうか。
投資信託は、「ファンド」とも呼ばれています。
「ファンド」は大勢の人がお金を出し合ってつくる「基金」という意味です。
投資信託もファンドの一種で、たくさんの投資家の資金を集めて大きな基金をつくり、資産運用の専門家が多数の株式や債券などに分散投資して、その収益を投資家に還元するしくみです。
投資家の立場から見ると、
少ないお金で多数の有望会社の株式などが買える
どの会社の株式をいつ買うかなどの運用は専門家がやってくれる
というメリットがあります。
投資信託は、銀行預金のように元本や一定の利息が保証されているわけではありません。
運用による収益や損失は一定の経費を差し引いたあと、すべて投資家に還元されます。
投資家が受け取る収益は組み入れた株式などの値動き次第で変動し、元本割れになることもあります。
例えれば、銀行預金は、リスクを銀行が取る代わりに、リターンも(一定の利息だけ預金者に戻して)銀行が受け取るのに対し、投資信託は、リスクを投資家が取る代わりに、リターンも(一定の経費を払ったあと)投資家が受け取る仕組みということです。
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[ 2012/04/03 22:16 | 投資 ]